Quote…Unquote: You can either take action, or you can hang back and hope for miracle. Miracle are great, but they are so predictable. -Peter F. Drucker (U.S. management consultant and author 1909-)
F氏が主催する「プロジェクトマネージメント」の講習会に参加した。
F氏の友人であるインフォマージュ川瀬社長の好意により、インフォマージュ社の会議室での講義となり午前十時から夕方までみっちりと「SPM手法」を学ぶことができた。
F氏との出合いは1992年頃の日本DECにさかのぼる。
彼は日本DECのネットワークビジネスセンターに所属していて、私が担当していたDEC SS7(Signalling System Seven)の開発プロジェクトにマーケティング的な立場で参加していらっしゃった記憶がある。
SS7とは、当時のCCITT(国際電信電話諮問委員会、現在はITU)勧告によって作られた通信業者の保有する交換機どおしを結ぶコンピュータ(正確にはSCP:Service Control Point)間のプロトコルの名称である。
ETP社のSPMはPMBOK(Project Management Body of Knowledge、ピンボックと呼ぶ) と共通のBodyを持っているが、ヨーロッパ的な雰囲気を持った何とも言えない味がある。
ETP社の社名自体が゛Eyes on The Prize"のAcronymであり、プロジェクトのかなたにある「プライズ」に向かってメンバーが一致団結し協力し合うことをイメージしている。
そのプロジェクトを成し遂げたときの光景(野球で言えば日本一になったときの優勝祝賀パーティーでビールをぶっかけ合う瞬間)を思い描きながらプロジェクトを粛々と進めていくのである。
F氏には、S電工やMS社からの依頼があり、これからこのSPMのワークショップを日本のRep.として実施していくとのこと。
日本にも本格的なプロジェクトマネージメントの時代がきたようだ。